Support
どなたにも、この世を去るときは訪れます。
あとに遺された家族はその喪失感の中で、各種の行政手続や相続手続を行っていく必要があります。悲しみの中での手続は容易なものではないところ、複雑な相続に直面したり、遺産分割の話合いが上手くいかない場合には、その負担は非常に大きなものとなります。
例えば、私たちが多く取り扱う国際的な相続では、日本とは言葉も文化も制度も大きく異なる相続手続や相続税務に、外国で対応することが必要となり、一体何から手を付けていいのかと途方に暮れるご遺族がほとんどです。
私たちは、これまで国内外多くの相続問題に接してきました。相続は、お金という分かりやすい尺度で進むため、それぞれの想いが一度に吹き出すことも少なくありません。遺言や生前贈与その他さまざまな相続対策の相談に接するにつれ、ご本人の想いやお考えを感じますが、いざ相続が始まってみると、これは故人の思い描いた姿だったのだろうかと感じる場面に遭遇することもあります。
幸せな相続とは、遺す方も遺される方も不安なく納得できること、これに尽きると考えます。
私たちは、遺言や生前贈与をお考えの方に対しては、親族の性格も顧慮の上、皆が納得できる方策について話合い、ご自身の相続について思い描いた姿にたどり着けるよう私たちの経験と専門知識を最大限活用して全力でサポートいたします。そして、遺されたご遺族の方々に対しては、悲しみの中のご負担をできる限り軽くするよう、あらゆる法律や技能を用いて、早期に公平で正しい相続を実現します。
私たちは、ご本人の想いと遺された方々の気持ちを汲みながら、依頼者に徹底して寄り添い、「すべて任せて良かった、安心だった」と言っていただけるよう、日々努力をしております。
以下にご紹介する業務以外にもお困りごとがあれば、まずはお問い合わせ・ご相談ください
海外に資産がある場合、相続手続は国によって異なるため、相続人がどの国の手続を行う必要があるかを判断することが重要です。
海外に住む相続人の遺産分割協議は、物理的に離れていることが多く、コミュニケーションや手続の面で困難が伴います。
ビデオ会議やメール、電話などを活用し、遺産分割協議がスムーズに進むようにサポートいたします。
遺産分割協議が成立する場合、相続手続のアドバイスや相続税の申告・納税のサポート、遺言書の有効性のチェックなども行います。
日本で外国遺言を執行する場合、検認手続が必要になることがあります。当事務所では、外国遺言の書式や手続などについても確認し、スムーズな検認手続をサポートいたします。
遺言書の有効性の判断から行い、相続税の申告・納税のサポートや遺産分割協議のサポートまでトータル的に行ないます。
遺留分侵害額請求のためには、相続財産を正確に把握する必要があります。相続財産の調査を行い、適切な遺留分侵害額の算出を行います。
相続放棄のメリット・デメリットや手続の流れなどについて、的確なアドバイスを行います。もちろん手続全般も行います。
生前プランニングとは、将来に備えて自身の資産や介護、医療などについて計画することです。遺言書の作成・資産管理や相続対策のアドバイスなども行います。